皆さんこんにちは。
私事ですが、私の父が今年の3月をもって定年退職いたします。
父の職業は、バスの運転手です。
時には朝早く会社へ向かったり、夜遅くに帰ってくることもありました。
土日も関係なく出勤時間もバラバラで不定休です。
父は今年65歳です。20歳のときから始めて45年間ずっと続けてきた仕事です。
休みの日に家族と過ごしているときも、バスが通る度にバスを目で追いかけているくらいバスが好きです。
先日、父が定年することを聞いて、私の姉が甥っ子を連れて父の運転するバスに乗ったそうです。
姉はその写真を携帯で撮って私に送ってくれました。
その写真は、みんなとても幸せそうな笑顔です。
私もその写真を見て、胸が熱くなりました。
社会人になって一人暮らしを始めて、父の制服を見る機会がなかったので、とても新鮮に映りました。
父の制服姿を見ていたら、小学生、中学生の自分を思い出しました。
あんなに見慣れていたはずなのに。
あの頃は当たり前だった制服姿が、もう見れなくなります。
姉も高校から寮生活だったり一人暮らしを始めていたので、
姉と一緒に写真に写っているのも、昔は想像できなかったことです。
また、甥っ子は父が働いている姿を実際に見ることはないですが、
この写真を通して父が運転手として働いていたことを知るのです。
過去から未来に向けて三世代分の想いがこの写真にはあります。
残り少ない父の運転するバスに、最後に一度乗りたいと思います。
まだ間に合いますように☆≪吉田≫
愛知県一宮市の結婚式場・ゲストハウス
ルージュ:ブラン